テニス肘（外側上顆炎）は、橈骨骨頭に付着する筋肉、主に長短橈側手根伸筋を中心に炎症が起こっている状態です。

　テニスのバックハンドの時になりやすいのですが、雑巾を絞ったり、重いものを持ったりする行動を頻繁にすると発症しやすく、家事が忙しい主婦もなりやすい疾患です。　　

　手に背側に反らしたり、雑巾絞りをした時、重いものを持った時に痛みが走り、肘の外側に圧痛点があれば、テニス肘を疑います。

　軽度であれば治りは早いですが、重度になると、病院でも一週間ぐらい固定して動かさないようにするほど厄介になります。

　当院のテニス肘の鍼灸治療は、しっかりテスト法と触診を行い、どの部分が痛んでいるか見極めます。

　大体のものが、長短橈側手根伸筋が原因で、そこにしっかりアプローチをかけます。特に短橈側手根伸筋は、深部に存在する為、慎重にしっかりとあてていきます。

　また痛みがひどい場合は、外側上顆多くアプローチをかけ、特殊な周波で治療することで、痛みの緩和を目指します。

　テニス肘でお困りなら、是非鍼灸治療をお勧め致します。

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